建設業の新しい資金調達の形・ファクタリングで資金繰りを改善した事例を紹介

目次

  1. 高単価で知られる建設業は、持ち出しも高額になりがち
  2. 建設業のファクタリング活用事例
  3. まとめ


最近建設業を営む経営者の間では、銀行よりもはるかに審査が柔軟で、なおかつ大急ぎで資金を集めることができるファクタリングという資金調達方法が人気です。

しかもこのファクタリングは借金にはなりません。ここでは、建設業のファクタリングの事例とともに「なぜファクタリングは建設業と相性が良いのか」という部分も解説していきます。


高単価で知られる建設業は、持ち出しも高額になりがち

建設業といえば、1回あたりの工事で入金される代金も高額ですが、その前に出て行く「持ち出しの資金」も高額になる傾向にあります。特に大きな工事の前には銀行からの融資を受けるという資金繰りが一般的でした。

しかし、銀行の融資は申し込みから審査を経て実際に融資実行になるまでに数ヶ月単位で時間を必要としますし、状況によっては銀行の融資審査に通過できないケースもあります。

建設業の社長ともなると、日々様々な調整を行ったり、場合によっては自ら現場に出ることもあるなど多忙を極めます。そのような時に「資金繰りの悪化」によって社長が金策に走り回る時間が長くなると、その分だけ会社が回らなくなっていくという悪循環に陥ってしまうこともあります。

そんな時にはファクタリングという方法で建設業に必要な持ち出し資金や給料などを確保するという方法があります。

ファクタリングというのは既に取引先に提出済みの請求書で売掛が確定している場合、その売掛債権をファクタリング会社にいくらから手数料を払って買い取ってもらうという方法です。

債権そのものを買い取ってもらうので借金のような審査は必要ありませんし、銀行のように何ヶ月も待たされることはありません。
手続きが完了して契約になれば、早ければその日のうちに現金が手元に入ります。




建設業のファクタリング活用事例

社員7名で小さな建設業を営むAさんは、様々な建設工事の現場に出向いて下請けとして仕事を得て営業していました。

創業2年、まだまだ新参の会社ですが、丁寧な施工で元請けからは評判も上々です。

そしてその実績が認められ、会社にも施工管理技士などが在籍し始めたある日。元請けの会社から大きな工事を発注されました。

到底自社ではまかないきれない大きな案件だったため、Aさんは下請け会社にさらに依頼を出すことを決めます。

しかしこの場合、工事の費用が入金されてくるのは工事が完了した後で、現時点で下請け会社に依頼するだけの資金は会社にはありませんでした。

この時、他の会社からの仕事で500万円ほどすでに請求をかけていましたが、実際に着金するのは2ヶ月以上先のことでした。

しかしこのチャンスを失いたくないAさんは、ファクタリング会社に相談をします。

相談を受けたファクタリング会社では、速やかにAさんの会社で保有している売掛債権を確認。

元々評判の良い企業だったため、大手ゼネコン及びその関連会社からの発注も多数ありました。

創業間もない会社ではありましたが、このように定期的な入金があることを契約書や請求書などで確認することができ、さらに工事という業務の性質上、実際に請求が発生しているという証明も現場写真で簡単に行うことができました。

これにより、申し込みからわずか4時間で500万円のファクタリング契約が締結となり、 A さんの元には一瞬にして保有していた売掛債権の8割以上が入金されたのです。

これによりAさんは さんは速やかに下請け企業に発注を行い、無事に大規模な工事を成功させて中堅どころの建設会社の仲間入りを果たしたというわけです。




今回のまとめ

建設業の新しい資金調達の形・ファクタリングで資金繰りを改善した事例を紹介

このように建設業界は、支払いサイクルが遅くなる傾向にある反面、工事代金の額面自体は非常に高額になるケースが多いのが特徴です。

また大手ゼネコンやそれに関係する企業が売掛先企業になるケースも多いことから、売掛債権としての信頼性や担保性も抜群です。ファクタリングは売掛先の信用力や担保力でほとんどの審査を進めますので、創業間もない建設業の場合は特に、銀行融資よりも色良い結果を得やすいという特徴があります。